⑥隣の芝生は青い

「隣の芝生は青い」という言葉をご存じですか?自分のものよりも他人のものの方がよく見えるという意味のことわざです。先日、ある俳優のスキャンダルのニュースを目にした時、このことわざが頭に浮かびました。

その方は、主演したドラマが大成功を収めた矢先、恋愛関係で大きな問題を抱えていたことが発覚したのですが、私がまず思ったことは、誰から見ても成功して順風満帆に見えるスターでも、どこかで問題や悩みを抱えているんだなということでした。そして私たち他人にはそれが見えない…

自分のものよりも他人のものの方がよく見える…隣の芝生は青いので、一見何もかも上手くいっているように見える人と自分を比べて、その人を羨んだり、落ち込んだりしてしまうこともあると思います。
ですが、誰から見ても成功して順風満帆に見える人が、実際のところどうなのかは本人にしかわからないのです。

ですから、「人は人、自分は自分」です。本当のことはわからないのだから、自分を他人と比べて劣等感を持つことは意味がないのです。自分に与えられた宿命を受け入れ、自分の人生としっかり向き合い、様々な経験をしながら様々なことを学び、心のレベルを上げることが重要なのであって、そこに私たちが生きる意味があるのです。このブログの「④人生の仕組み」という記事に書きましたが、 一人一人、それぞれが生まれ持ったオリジナルな人生のカリキュラム(宿命)に沿って、様々な経験をしながら課題をこなしています。人生のスタート地点、与えられた課題やそれをクリアするためのカリキュラム、最終的な目標地点は、誰一人として全く同じ人はいないのです。
他人と比べる必要はなく、自分の人生にしっかり向き合うことが大切なのだと思います。

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